プロフィール

幼少期、兄について遊び、兄がやっている野球をやるけど、ポジションを争うタイプではなくベンチを温め、休み時間の遊びの方が好きな子どもでした。

広場で夕方になり、習い事などで人が帰っていく、人がドンドン少なくなっていくこの中で遊びを考えるのが好きでした。

どうしたらみんなで遊べるだろうか?
変化が起きて、普通に遊べない時、次何する?
こうしてみようよ、こんなのはどうかな?

・フライをみんなで取るゲーム
・連続でボール投げて、連続で打つ
・狙ったところに打つゲーム

考え、アイディアを出してみんなでやってみる。アイディアが浮かんで、それをみんなに共有するのが大好きな少年。

小学校3年のリクリエーションでチーム対抗で遊べるゲームを考え、みんなが夢中で遊んでいる、その喜びは私の原体験の中に輝いている。

声変わりしてない小学6年生、なぜか声の高い応援団長になっていた。放課後に集まり登場の仕方、応援のフリを考え、練習する。意見をまとめて一つの演目にする、人前に立ってリードする。みんなの声、笑顔、一体感を得た時間。とてもたのしい時間。

中学でバスケを始め、一緒に成長できるのは楽しかった。
高校ではやはり戦闘モードにはなれず、ベンチを温める。

20代日本の大学生と留学生を集め、キャンプでテーマを決めてのディスカッションするリトリート、企画、運営をする。みんなが笑顔で交流できてゲームを考える。

人が出会って、打ち解けて、自己表現してゆく、語り合う、一体感が生まれる。そのプロセス自体が楽しかったし、それをデザインすることも好きだった。

就職氷河期 新卒で入社した会社はパチンコ産業、パワハラ上司がきつかった。

タバコの煙の中、マイクパフォーマンスで煽る、店が終わって飲みに行く、朝帰って少し寝て、また仕事へ 、、、どこか虚しい、誰も幸せにしてないじゃないか、、、会社に行く道の途中でふと空を見た瞬間に感じたこと。

「これは自分の空じゃない他人の空だ。」

自分の人生を生きてないことを認識した瞬間を今も覚えている。

数ヶ月後、退社。いつかバックパッカーをしてみたい。
そうだ! 一人旅タイ・インド・ネパールへ 

旅では、

「あなたはどんな人?」

「なぜここにいるの?」

「今何を感じてる?」

「どこへ行こうとしている?」

そんなことをお互いに分かち合う。そんな対話を繰り返していた。

聴き手になることもあれば、話し手になる事もあった。

ある旅行者に言われた一言がコーチングにつながっている。

「あなたは旅の中でいろんな人に会い、いい影響を与えていくね。」

アルケミストという本に出会い、暑いこの時期に砂漠に行くのはクレージーだと言われながらラクダに乗って旅をする。2日間ラクダの上に乗りくたびれ、仰向けに寝そべった時、手元にあるものは数えるほど、でもここまできた、何もさえぎるモノのない空を見上げた時、

自分の人生を生きていること実感したとき旅を終えた。

今思うと、あの時感じていたのは、マインドフルで今にいて、自分に選択する力があり、グランディングしていて、毎日日記を書き、人に対して怖さがなく、働きかけ、自分で自分の人生をコントロールできる力を感じていたのだ。

その後もたくさんの回り道をする。携帯基地局での作業、文具の印刷で御用聞き営業、エレベーター部品の製造。

日本に帰り、いろんな仕事をするけど、何か違うな〜ともがく日々

旅から10年以上経って、コーチングを知り、直感的に申込む。
コースリーダーの森川有理さんが自己紹介で話したことは今でも僕のこころに残っている。

「私は人の内側に興味があります」

スラムダンクの三井くん状態。安西先生!!(涙)

有理さん、私もです。「人の内側に興味があります。」

自分とつながり、自然とつながり、人とつながり、人の話をひたすらに聴く感覚が旅の感覚とつながりました。

コーチとして働くことの喜びと難しさを感じながら学ぶ、それをきっかけに様々な世界に出会った。

たくさんの人から多くのことを学んできた。

・岸英光さんのコミュニケーション講座、エンパワーメント(力づけ)コンテクスト
・桐⼭ 岳⼤さんからプロセスファシリテーション、ランクや投影、小さなサインに気づくこと

・絹川友梨さんからインプロの楽さ、「yes,and」学び下北沢の小劇場で発表したことも人をリードする奥深さ

・成瀬まゆみさんのポジティブ心理学やエニアグラム

・本郷そみさんのスピプロ 魂うた、グランディング

・田村洋一さんから360度インタビューやエグゼクティブコーチング

たくさんの学びがたのしくてたのしくて仕方がない。

・Art of CoachingでのNLP的人間理解  

・エグゼクティブコーチ塾 インドでの瞑想の旅 瞑想

・国重浩一さんナラティブセラピー 

・飯島波奈さんからアーティストウェイ

・プレイバックシアター

・表現の会

・ジャグリングワークショップ

・仲間と始めたカフェデコーチング、体験コーナーinコーチングフェスティバル

・最近では対話についてたくさんの知見をいただいている。

・地域の中学でPTAの活動も行なった。

これからもたくさん学び、対話から生まれるつながりと喜びの中で生きていきたい。
そして一人の人の内なる世界を聞かせていただき、そこが緩み、開かれていくことをサポートして生きていきたい。

学生の時から辞められなかったギャンブル(パチやスロット)
ギャンブル依存だったのだと思う。(軽度~中等度 )自己嫌悪に苦しんだ時期もあった。自助グループを体験して共有することの価値を身をもって知った。

この体験が対話が人を救うことを教えてくれた。